馬喰横山はオフィス街ですが、意外と穴場的な飲食店が多いと感じます。その中でもひときわ目立つのは「肉系」のメニュー。好みはありますが、焼肉店はレベルの高い店がそろっています。レベルの高い店というのは、いくつかの点に分けられます。使っている材料、スタッフの接客、店の外装や内装へのこだわり、アラカルトメニューやお酒へのこだわりなどです。店によっては、一つの項目にはこだわりがあっても、他の点ではいま一つという場合もあるでしょう。私たちが飲食店を評価するとき、 食事がおいしければ後は構わないと考える方は少ないはずです。やはり、払った金額に見合った内容のものが提供されるかどうかが大事となります。
例えば、食事はおいしいけれど、接客はイマイチという場合、それでも支払う金額が安ければ仕方ないとも思えます。しかし、相場よりも高い金額を支払った場合は、そうもいきません。おいしい食事を食べることができる店であっても評価を下げることになるでしょう。そのため、金額が高い店はおいしくて当然なので、プラスアルファの内容が要求されるのです。それが、接客だったり、店の雰囲気だったり、置いてあるお酒の種類だったりします。
馬喰横山の焼肉店の場合、人気店はとにかく肉のレベルが高くなっています。日本には銘柄牛と呼ばれる牛肉がかなりの数存在します。ブランド牛とも呼ばれることがあり、都道府県名や地域名が付いている牛肉をよく聞きますが、名前を聞いてもどこの銘柄牛なのか分からないという種類も存在するため、相当な数の銘柄牛が日本にはあるようです。
馬喰横山の焼肉店で見かける銘柄牛は、一般的に名前を聞いたことがあるものばかりであり、店によって取り扱っている銘柄が違っています。なかには、特定の銘柄にはこだわらず、その都度オーナーが生産者に買い付けにいくような場合もあり、この場合はいくつかの契約農家から仕入れていることが分かります。どちらの店の方がおいしくいただけるのか?と思いますが、評価は決めにくいでしょう。どちらもメリットデメリットがあり、どの店のオーナーもこだわりを持っていることは間違いないからです。
馬喰横山の焼肉店では、おいしい牛肉を食べることができるという点は間違いないといえます。その牛肉について気になるのは栄養面と思われます。牛肉は栄養価の高い食材であり、たんぱく質と脂質を多く含んでおり、ビタミンも豊富です。これらの成分が身体にどのような影響を与えているのか見ていきましょう。
たんぱく質は日本人に不足している栄養素としてよく取り上げられます。身体を作るために必要な成分であり、皮膚や内臓、髪の毛や爪、すべてたんぱく質がなければ作られません。不足することで、肌荒れを起こしたり、髪質が悪くなったりと美容面への影響が大きいとされている栄養素です。
脂質は摂りすぎると肥満になりやすいため、過剰に摂取することは望ましくありませんが、牛肉のうまみ成分はこの部分にあるといっても決していいすぎではありません。適度な摂取が必要といえるでしょう。
ビタミン類も含まれていますが、そのなかでもビタミンB2は、たんぱく質や脂質などをエネルギーに変換させる働きをサポートしてくれます。不足すると、貧血を起こしやすくなったり、口内炎ができたりします。また、ビタミンB2は脂質をスムーズに分解してくれるので、ダイエットの味方ともいえるでしょう。この他にもビタミンB12やビタミンKなどが含まれていますが、いずれも身体を健康に保つためには欠かせないものです。
このように馬喰横山の焼肉店で食事をすることは、身体を作ることや健康につながっていることが分かります。おいしいから食べるというのも自然な気持ちではありますが、身体に必要だから食べるという意識も大切です。馬喰横山の焼肉店は駅周辺にかなりの数のお店があるので、気になった店へ立ち寄ってみましょう。